9月29日から放送スタートしている2025年後期連続テレビ小説「ばけばけ」皆さんはもうご覧になってますか?
このヒロイン役を演じる「松野トキ」(女優:髙石あかりさん)の夫役として外国人が出演してます。
「朝ドラ」のオープニングで和服姿が超カッコいいけど、外国人で目に障害がある役者さんなの?
最初にご覧になった方なら色々思いを巡らせた事でしょう。
ちょっとその辺もリサーチしてみました。
「ばけばけ」ヒロイン夫役の「トミーバストウ」って何者
その外国人男性はトミーバストウさんです。
- 1991年8月26日生まれ、イギリス出身の33歳。
- 2007年、ロックバンド「FranKo」を結成し、リードボーカルとして現在も活動中。
俳優としても活躍しており、2024年エミー賞受賞のドラマ「SHOGUN 将軍」マルティン・アルヴィト司祭役を演じ、一躍注目を集めた方なんです。
将軍では「流暢な日本語で虎永に支えるカトリックの司祭」という役柄。
10年間ほど「独学」で日本語を学んでおり、日本語が堪能です。
「SHOGUN 将軍」出演の際のインタビューでは、子供の頃に父が見せてくれた黒澤明監督の映画に惹かれ日本に興味を持ち、武士道に魅了されたことがきっかけで日本語の勉強を始めたと語っている。
また、最近覚えた日本語は?の質問に「臨機応変」と回答し、会場を沸かせた。

難しい四文字熟語も使いこなせるなんて素晴らしい!
日本語が堪能なハリウッドスターも珍しいですね
「ばけばけ」ヒロイン夫役は1767人中から選ばれた
トミーバストウさんは、1767人の応募者の中から、オーディションで選ばれました。
オーディションは海外でも行われ、国内は246人、海外からは1521人(アメリカ1352人、イギリス149人、オーストラリア・ニュージーランド20人)が応募。朝ドラ史上初の外国人ヒロインとなった14年後期放送の「マッサン」のオーディションでは国内232人、海外289人の521人で、約3倍の応募者となった。
ものすごい難関の中から選ばれたのはやはり「SHOGUN 将軍」マルティン・アルヴィト司祭役が、ふじきみつ彦氏の目に留まり決め手になったのかもしれませんね。
「ばけばけ」ヒロイン夫役の「トミーバストウ」の左目
実際に左目に障害がある訳ではありません。
これは役柄で左目が曇って見えるようなレンズを入れています。
トミー演じるヘブンのモデルとなったのは、明治時代の文豪である小泉八雲、16歳で事故により左目を失明したことでこのような設定になっているようです。
「トミーさんは、役に対して本格的に取り組みたいという思いがあったので、特殊メイクとしてコンタクトレンズを特注し、使用しています」とトミーの強い希望もあり、ヘブンは八雲と同様の左目が失明している設定になったと伝えた。
まとめ
トミーバストウさんは、イギリス出身の33歳。
ロックバンド「FranKo」のリードボーカルとして現在も活動、「SHOGUN 将軍」マルティン・アルヴィト司祭役を演じ、一躍注目を集めた方です。
「朝ドラ」のオーディションでは、1767人の応募者の中から選ばれました。
役に対して本格的に取り組みたいという強い思いから特殊メイクとして試行錯誤して出来上がった特注のコンタクトレンズを入れて役に徹しています。
武士道に魅了されたイギリス人男性の姿はカッコいいとしか言いようがありません。
これからも日本映画やハリウッドで活躍していく姿が楽しみです!
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