小泉孝太郎といえば、元首相・小泉純一郎氏の長男として知られる人気俳優です。
政治家一家に生まれながら、なぜ俳優の道を選んだのでしょうか?
また、学生時代はどんな生活を送っていたのでしょうか?
今回は、小泉孝太郎さんの意外な学歴と経歴、そして俳優への転身の秘密に迫ります。
小泉孝太郎の意外な学歴とは

小泉孝太郎さんの学歴は、多くの人の予想を裏切るものかもしれません。
結論から言えば、小泉さんは二浪して日本大学経済学部Ⅱ部(夜間部)に入学しています。
具体的には以下の通りです。
- 関東学院六浦小学校 → 同中学校 → 同高等学校(私立・中高一貫)を卒業
- 1999年、二浪の末に日本大学経済学部Ⅱ部(夜間部)に入学
- 大学の偏差値は55〜62程度とされる
小学校から関東学院六浦に通っていました。周囲に海も山もある自然の豊かな学校で、のびのびとおおらかな雰囲気でした。敷地内に幼稚園(現在は認定こども園)から大学まであるので、異世代と触れ合う機会が多かったことも、すごくよかったと思います。小学校時代から野球が好きだったので、中学・高校と野球部に所属して、野球に打ち込んでいました。ポジションはサードです。
出典:朝日新聞
高校時代は硬式野球部に所属し、甲子園出場を目指していましたが、腰のケガにより断念せざるを得なくなったというエピソードもあります。
政治家一家に生まれた小泉孝太郎の経歴

小泉孝太郎さんは、政治家一家の長男として生まれ育ちました。
小泉孝太郎さんの経歴で特筆すべきは、政治家の道を選ばず、俳優として独自の道を歩み始めたことです。
小泉孝太郎さんの基本的な経歴は以下の通りです。
- 1978年7月10日、神奈川県横須賀市生まれ
- 父は元内閣総理大臣・小泉純一郎氏、弟は政治家・小泉進次郎氏
- 2001年、父の総理就任で注目を集め、イザワオフィスに所属
- 2002年、ドラマ「初体験」で俳優デビュー
学生時代には、解体工事のアルバイトやパンにバナナを乗せる内職など、ユニークな経験をしています。
そこで世間を知って様々な人に出会いたいということでアルバイトに挑戦した。人生初のアルバイトは日給6800円の解体工事のバイト。さらに、お祭りの焼きとうもろこし屋台や、ベルトコンベアーから流れてくるパンにバナナを乗せるバイトなどを体験した。
出典:スポニチ
これらの経験が、後の俳優としての幅広い演技に活かされることになりました
俳優への転身 – 知られざる挫折と決断
小泉孝太郎さんの俳優への転身には、知られざる挫折と決断がありました。
小泉孝太郎さんが俳優を目指すきっかけとなったのは、「政治家の息子」という重荷から解放されたいという強い思いでした。
子どものころは「将来は政治家になるのかな」という漠然とした思いはありました。家に後援会の方や支援者が常に出入りして「坊ちゃん、坊ちゃん」と言われますから。
地元にいればずっと「小泉純一郎の息子」として生きていかなければならないことはわかっていました。でも僕は「そこから逃れたい、自分の人生を歩みたい」と思ったんです。
出典:朝日新聞
俳優への道のりは以下のようなものでした。
- 2000年、「21世紀の石原裕次郎を探せ」オーディションに挑戦するも落選
- オーディション落選後、父に相談し「そんな簡単な世界じゃないよ」と一喝される
- 父から「他に夢中になれることを見つけろ」と言われ、俳優の道に専念することを決意
この決断後、小泉孝太郎さんは『八重の桜』、『ブラックペアン』、『Fixer』など、多くの作品で主役級の役柄を演じ、俳優として成功を収めています。
まとめ
小泉孝太郎さんの学歴と経歴は、多くの人の予想を超える意外なものでした。
政治家一家に生まれながら、二浪して夜間部に入学し、様々なアルバイト経験を経て俳優になるという道のりは、決して平坦ではありませんでした。
しかし、これらの経験が小泉孝太郎さんの俳優としての深みを生み出しているのかもしれません。
政治家の息子という重圧から逃れ、自分の道を見つけるまでの葛藤と決断。
そして、それを支えた父との対話。
小泉孝太郎さんの今後の活躍にも、ますます注目が集まりそうです。
コメント